24年前

8月8日の夜くらいから陣痛が来ました。

夫のお盆休みは10日からでしたが、8日に病院に連れて行ってもらい

ずっと付き添ってくれてましたが、9日は会社を休み、それでも生まれない

陣痛と陣痛の間は熟睡できるのが妊婦の体になのですけど、

付き添ってる夫は妊婦じゃないので、憔悴して、無精ひげも2日で生えてるし(笑)

3日目の朝、先生がしんどいでしょ、今日産もうね。と人口破水をして

そこから真剣な陣痛が始まり、それまで何度も来てくれていた父は結局合われず。

おばと母が外で待っている間に、夫の立会いの下で生まれた命です。

夫の泣き顔を初めて見た瞬間でもありました。

人生の中で、辛い波が来ても上手く航っていけるように航大という名前をつけて、

病床だった父にも我が子よりも可愛がってもらい

私の親友は結婚していましたが、まだ子供はいらないということで、これも我が子のように可愛がってもらい

兄もまだ息子がいなかったので「航大 おおきゅうなったら釣りに行こうの~」と言って

我が家の長男、みんなに可愛がられて育ちました。

ブロックや、トーマスや、ザリガニ取りも一緒になって遊び

大きくなったら、吹奏楽でのフルートで楽しませてもらったな。

行きたい学校に行くと決めたら無我夢中で走り続け自分の手で夢を掴む姿も楽しませてもらいました。

春から家を出て、一人暮らし。

彼の成長を見守って来た、親友も父も兄も天国から見守ってくれてます。

でも、会社の同僚、上司、そして新しい友達、古い友達(笑)に囲まれ

元気にやっているようです。

人間長く生きてると自分の周りの人達が変わって行きますね。

まだ小さいと思っていた子も24歳、環境が変わったという事は

いい年齢になったということですね。(笑)

親の役目も終わりましたが、今日の誕生日は何をしているのか・・・

ね、気になるのが親というもので・・・

私の親もそうだったのかな・・と・・・そう思わずにはいられません。

彼の生まれた日は広島で大きな花火大会があった日です。(もう無くなりましたが)

生まれたあと、疲れと達成感で、息子が生まれた事を花火でお祝いしてくれているような気がして(厚かましい)ドーンと大きな音を一人静かな病室で聞いていたのを思い出します。

あっという間だったなぁ 24年

これからどんな人生になっていくのか遠くから見せてもらいましょう。

元気で幸せに歳を重ねていって欲しいと願います。

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