いつものレッスンじゃない脅しの手は

下のリンクは年末年始のセミナーの事を書いています。

https://orita-music.com/archives/2300

 

ご質問がありましたら、私のメールにどうぞ~~~。

久しぶりにレッスンネタです。

2年生のK君は、よく出来る子でがんばっているので、

お母さんが、コンクールに出してみたいとおっしゃいました。

そうですか・・・でしたら・・・やってみますか。

その代わり、私も表情も声色も変わります。それでピアノが嫌いになりそうでしたら、おっしゃってくださいね(笑)

と…お母さんも了承してくださいました。

コンクールに出るのなら、1つ1つの音にこだわり細かく言って行かなければなりません。

いつもなら2週間で丸になるような曲もコンクール仕上げにするとしたら、相当細かく、うるさく言って行かなくてはいけません。

私は昔自分も出てましたし、コンクールの裏方もやったこともありますが、色々と考える事があり、プラスやマイナスの事を考えると、率先して出すタイプの教室というより、楽しく音楽を学びましょうというスタンスでやっていますが、親御さんに出したいと言われれば、ピティナの会員でもありますし、そういうレッスンに切り替えます。

出す以上、出来る限りの事はお互いベストを尽くします。

発表会は自分との闘いですが、コンクールは他人との闘いです。

曲は彼にとってはとても簡単なのですが、ただ弾くだけではだめなのがコンクール

もう完全に私の気持ちはコンクールレッスンにシフトしているのですが、

彼はいつものレッスンでしょという感じでうわの空なんですね~

「違う違う、こんなんじゃダメ、今言ったでしょ・・・違うってば!」

と強く言ってるのにも関わらず、能天気な表情・・・

しまいには私の雷が落ちる始末。

レッスンにおいての沸点は私 高いんですよ。子供を怒ることなんて数年に一度しかない(あるんか~い)

そんな私を怒らせてしまった「真面目にしなさい。私の言ってる事わかってる???そんなんじゃ全然箸にも棒にもかからない」

といってるのに、へへへ・・・と・・・

K君はね、猫が嫌いなんです。

「もう一回やっても集中して出来なかったら猫連れて来るよ」

といって脅しても私が満足する出来ではなかったのです。

そして・・・ついにりゅう様登場!!

 

すると、K君、壁に張り付いて顔をひきつらせて

怖い怖い・・・あっちつれてって・・・と今にも泣きそう。

私は 爪も歯も武器だと認識してないとってもいい子のりゅうを抱いて、

「怖い??そしたら真面目にする?もう一回不真面目にしたらまた連れて来るよ」

と、廊下に出し、もう一度弾かせると

 

なんと・・・出来るじゃない(笑)

はじめっからそれで弾いてよね。

はい、じゃ、こんな感じで練習しといてね。また来週

とドアを開けたら次に待ってる子がお母さんに抱きついてまるで

ライオンが目の前にいるような顔して怖がってました。

あららら・・ごめんごめん・・・

みんなそんなに怖い?(アレルギーの子はダメだけど)

りゅうみたいにおとなしい猫はそんじょそこらにいないよ~~

まぁそんな猫を恐れてくれるから、私も脅しに使えたんだけど(笑)

ごめんよ、りゅう~(ってりゅうに謝る)

 

久しぶりの真面目なレッスン風景でございました。(真面目かな)

 

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