昨日は8月20日
父が27年前に58歳の若さで旅立った日でした。
胃がんの手術をした父は予後が悪くずっと自宅で療養しておりました。
息子が一歳の誕生日にお餅を背負って歩いたのをみて(8月10日)その後
お腹が痛いと言い、広島の日赤(当時手術でお世話になった)に連れて行きました。
ただの食あたりだろうとの事でした。
お盆の最中で検査もまともにしてもらえなかったんですよね・・・。
あまり痛がるので痛み止めの注射をしただけ・・・
盆明けに先生達が揃って検査をしたら、腸が破けてるとの事。
おそらく、癌が転移していたんでしょう。
その後、数日で意識が無くなり、ICUから個室に移され20日に亡くなりました。
なんだかね~~今年は夫がその父と同じ年になったので、余計に考えるようになりました。
今ならもしかしたら助かっていたかもしれないなぁなんてね、考えても仕方のない事なのですが・・・
この父は不器用な人で、父に可愛がってもらったという記憶があまりありません。
仕事ばかりしていたのですけどね、父はそれなりに自分が働いて普通の暮らしをさせてやるという事が、子供への愛情だったのかもしれません。
うちの夫もそんな感じで、子供をかわいがるなぁと思った事は一度も無いのです。
今でこそ言えますが、うちの父が子供をかわいがる人だったら夫の事は許せなかったと思いますが、
親父ってこんなものなのか・・・で、30年(笑)
6年前に りゅうを飼う時に、志村動物園のテレビを一緒に観ていても、泣くのは私ばかり。
娘や夫は たかが犬、たかが猫・・・何がそんなに可愛いのかという人達だったので、
これではだめだと思って、りゅうを我が家の次男として迎えました。
娘はすぐにメロメロになり、あの子がみんなのストレスを緩和してる事はいうまでもありません。
が、夫は、さして可愛がるという感じでも無かったのですが、
なんと!!この間 赤ちゃん抱っこをしてる姿を見てしまいました。
ニュースです(笑)
娘に言うと「うそ~~~~~~」
息子にラインすると「ええええええええええ」
と・・・ どんだけぇ~~?という感じですが(笑)
60前のおじさんを猫が変えました。
「可愛い」という事を猫に教えてもらったのです(笑)
遅いよね(笑)
改めてりゅうを迎えて良かったという思いと
私が柴犬を迎えたのが6年生の時、それから姉妹のように育った13年間は
本当に何にも代えがたい時間だったんだなぁと感じました。
動物との暮らしは良いものです。
言葉でコミュニケーションが出来ない分、表情や態度で伝えてきます。
こちらも一生懸命解ろうと努力します。
ここに、どこにも書いていない、そしてお金を出しても得る事の出来ない
お宝が詰まっている・・・と思うのです・・・。
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