明日。ラストレッスンの子がいます。
以前住んでいた小束山に須磨から通ってきてくれていた子です。
小学校4年生くらいの時に、退会されました。
それから、5年くらい経った時に「先生、幼稚園の先生になりたいからまた行く」
と再開したんです。
高校生の時でしたけど、幼稚園の先生になりたいのなら、コードネームの勉強はとっても役に立つから
絶対やろ!!とそこからは幼稚園の先生になった時に役立つレッスンになりました。
その時、なんとなんと、彼女はコードを覚えていたんです。
頭じゃなくて、手が!!指が!!
そう、4年生までのレッスンの中で、まだ私が自分で作っていた本を使っていたころ。
フルカラー85ページの本を作って、無料で渡していた頃の本です。
2巻まで作り、どこまでやったかは覚えていませんが、
やはり小さい時にやったことというのは、体が覚えてるものなのね~~~
二人で顔を見合わせて驚いたのがたったこの間のよう・・・
それから、彼女は進路を変更しました。
やっぱり幼稚園の先生やめて、音響とか映像とか、そんな仕事に就きたいから専門学校行きます。
所が、彼女はピアノを辞めるといわず、楽しみのピアノとして続けてくれました。
そして東京に就職します。
なので、明日で最後です。
よく泣く子でした。違うよと言っただけで泣く、ほめても泣く(笑)
感受性の強い子でした。
最初の出会いは、ご家族でいらしてくださって、彼女はずっとお父さんの膝の上でした。
そのお父さんがねぇまぁああああ子煩悩な方でね、
膝の上の子の耳元で、ずっとぼそぼそいっておられるんです。
耳をすませてみると(笑)
「女の子はね、こうして膝をそろえて座るんだよ」などなど・・・ずっとそんな事を言っておられるの(笑)
彼女の言葉のはしばしからお父さんがとても大事にされてる様子がよくわかりました。
赤ちゃんの時からずっとお父さんが子守唄を歌ってくれたのだとか・・・
だからね、とっても音楽が好きな子になりました。
リズム音痴でもないし、歌心もあるので、なぜだろうと聞いていくと、それが判明したんです。(笑)
おとーーーさんが、子守唄(笑)
そんな彼女も成長し、三月で荷物を作って4月から東京です。
あの子が小さい時は、お父さんも、お母さんもそして私も若かった。
お父さん寂しいだろうなぁ・・・・(/_;)
あっという間だったなぁ
明日は、また最後にお父さんがご挨拶に来てくださるそうです。
「お父さん」と言えば・・・という私の中のイメージをごっそり変えてくださったお父さんにも
感謝です!!!
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