彼がピアノを始めたのは・・・小学校1年くらいかなぁ
ものすごく大人しい子で、「うん」と「いや」「別に」
としか会話をしてないような気がします(笑)
今度中学3年生になる彼は、とことん寡黙にレッスンを進めてきましたが、
発表会も一度も出る事なく・・・
かといって、練習しないこともなく・・・
コンスタントにぼつぼつしてきた子ですが、ソナチネ弾いていたくらいかな
中学に入ってからは
ほんとに好きな曲ばかり。それだけ。。。
ヤマハのぷりんと楽譜から好きなのを買ってもらって印刷して
それを次の週には必ずお母さんが、しっかりした裏紙を貼って、それらを上手につなげてピースのようにしてくださっていました。
かといって、家でじっくり練習するわけでもないんだけど、
先週決めたその曲を広げたときに「どうせ練習してないんやろ?」というと「うん」
じゃ、初見やなぁ~~~~初見で弾いてみ~~というと
「や・・・ここがちょっと無理な気がする」
しゃべった(笑)
大丈夫、わからなかったらそこで止まって。
といって初見演奏が始まりました。
問題視していた部分は私が説明しながら、はい そうそう~~というと止まることなく
最後まで一気に5ページ演奏完了。
ゆっくり弾いたので10分くらいかかったけど、ほとんどノーミスで弾けたんです。
久しぶりに彼の笑顔をみました。
初見で弾けるだろうとは思っていましたが、自分でも驚いたし嬉しかったようです。
月刊ピアノレベルの曲なのでね、それなりに初見だと難しいのですが、
お母さんいわく、練習しないのにピアノのレッスンだけは楽しく通ってくれてるとの事。
ゆるやかにだけど、基礎はとりあえずの所まで小学校の時に出来ていたということと
お母さんのこまめな工作のおかげですね~
彼はきっと一生ピアノを楽しむと思った出来事でした。(#^.^#)
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