子供の思い

昔からしっかりしていたけど、高学年になり、ますますお姉さんになったRちゃん

よく練習してくる子ですが、最近塾などで思うように練習出来ない時は

お話に花が咲きます。

どうやら、同じクラスの男の子が「おれ、冷蔵庫にお母さんが作ったお菓子が今日もあるし」

と自慢してくるようで(笑)

密かに悔しいと思っていたとか・・・(笑)

 

彼女のお母さんはお仕事されてます。なのでそんな事をする時間は無いと納得しているのですが

最近ご家庭の事情でお母さんがお仕事をお休みされて家にいらっしゃるのです。

だから、作って欲しいオーラばんばん(笑)

そしたらさ、ママ一緒にお菓子作ろうよって言ってごらん、一緒に作ったらいいやん♪

というと「ああ!そうか、そうしたらいいんや、そう言ってみる~~~」

と嬉しそうに帰っていきましたが、

 

数週間後の先週

それはもう満面の笑みで「先生!!聞いて!!!ママがね、チーズケーキ作ってくれてて、冷蔵庫にあったの!!

おまけに、クッキーの生地も作ってあって、一緒に型抜きしたの!!ちょー美味しかったのぉ!!(#^.^#)」

というので、

「そうかそうか・・そりゃよかった。(#^.^#) ところでRちゃんは、なぜそんなに嬉しかったの?」

というと、「ん?」としばらく考えた後にこう答えました。

「ママは十分、自慢のママだけど、ケーキが作れたり、お菓子が作れたりすると、なんていうのかなぁ

もっと自慢できるママになってくれたって感じなのかなぁ」

というので、そうか・・・バージョンアップしたママになった感じ?

先生は、自分の為にママが思いを込めて手作りで作ってくれたということが嬉しかったのかなと思ったんだけど

というと、「あっそれもある!!うんうんそうだ!私たちの為を思ってくれて作ってくれたっていうこともあるある!」

とかみしめながら考えていました。(笑)

 

手作りおやつは心を作るのね。

ママにとって仕事にいけない焦りもあるかもしれないけど、

子供たちは何気に嬉しいみたいです♪

 

ピアノ教えなくちゃいけないんだけどね、

子供の心に寄り添う人でありたいと・・・思うのです。

親にも学校の先生にも言えないけど、私には言える

そんな場所であっても、時々はいいんじゃないかな・・・。なんて

彼女の満面の笑みを思い出して

私も心がほっこりするのです。(笑)

 

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