プログラム、本日新しいのが到着したので、明日から再度お渡ししていきますね。
今年、麻美先生の生徒さんが、お父さんと連弾されます。
プログラムを決める前に、大体皆さんの演奏は動画などで拝見しました。
すると、そのお父さんと娘さんとの連弾が、どうしても心に留まり・・・
4部の最後を飾っていただくことにしたんです。
実際の演奏もみたくて、何度か顔を出していましたが、
お父さんの姿に感動したんです。
私は元々霊感もあり、まぁいわゆる『カン』の強いタイプなので、もしかしてもしかしたら私だけかもしれないけど
そのお父さんの姿を後ろからみるだけで、頭の先から爪の先まで、真摯に音楽と、ピアノと向き合ってらっしゃる。
そう思ったんです。
だから感動するんだなぁと。
技術的には、難易度の高いものではないですし、いわゆる『お父さんの指』の代表的なおてて(笑)
筋張っていて骨が太くて、ぱらぱらと器用に動かないであろうと見えるおてて(笑)
なのに、良いなぁと思うのは親子ならではの連弾のほのぼのさだけではない 何か を感じておりましたし、
ずぶの素人さんではないと感じました。
それは、きっと毎晩仕事から帰って練習されてる努力を感じるからだろうと思っていました。
そしたら、夜、麻美先生からLINEがありました。
発表会に鹿児島にお住いのお父さんのお母さんは、目が見えなくて音しかわからないので
発表会に来られないからということで
電話で二人の連弾を聴かせたら、お母さんが泣いておられたそうです。
こんなに弾けるとは思わなかった・・・。
こんなに弾けるなら習わせてあげればよかったね・・・。と
これを見たとき、号泣(/_;)
どうやら、ご病気で5年くらい前から目がご不自由になられたみたいですが、
お父さんはピアノをやりたかったのだけれど、オルガンを2年ならった所で、男の子だからという理由で
続けさせてもらえなかったそうです。
なんだかね~
離れて暮らす息子がいる立場とすればね
育児終わったけど、山のように後悔はあるわけで・・・
形は違えど、親というのは因果なもので、ずっとそれを心に閉じ込めて生きているんですよね。
それがきっと、そのおばあちゃまにもあって、
その親子連弾を聴かれた時に、それが噴出しちゃったんだろうなと思ったら
もうそこから涙が止まらない。
今回、こういう形で親孝行出来ましたと言っていただきましたけど
心配なのは、ただでさえ涙腺崩壊する4部の最後
今年もか・・・・(/_;)
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