気が付いたらもう明日はバレンタインデーなのですね。
めったにラインをしてこない息子が、5日に送ってきました。
その内容というのが、彼の同級生のお父さんが亡くなったと・・・。
その同級生というのは、ちょうど去年息子と同じ日に結婚式がかぶり、
お互いに行く気だったのに、同じ日になってしまったので、どちらも行けなくなったという・・・
彼は小学校、中学と同じ学校で、同じ吹奏楽部、そして高校も同じ所へ行って同じ部活だったので、
青春を一緒に過ごしてきた仲間なのです。
実は麻美先生も同じ高校で同じ部だったので、麻美先生は息子の結婚式より、近い方に行かれました。
その彼が 3日に親父が亡くなったとLINEを送って来たそうです。
どうやら、その結婚式のあたりから体調を崩し、なかなか病院にいかず、ようやく行って下った診断は
肝硬変。
それからも体調は思わしくなく、それでもまた病院にいかず(きっと怖かったんだろうなぁ)
3日に奥さんが家に帰ると大量出血して失血死されてたそうです。
どうして??なんで?と腑に落ちなくて、悩みましたが
たまたまそれを聞いた次の朝の生徒さんのお父さんがお医者さまをされてるので、
この息子からのLINEを見ていただくと
「食道静脈瘤破裂による大出血ですね、まず間違いないです。」と・・・
なんで?肝硬変なのに?というと、肝硬変になるとそのあたりに静脈瘤が出来てそれが破裂して大出血することがよくあるのだそうです。
怖かっただろうな・・・吐血してだんだんと意識が遠のく間・・・
奥さんもショックだっただろうな。。。と思ったらなんだかねぇ・・・同年代だけにとても辛い。
特に奥さんとは、面識も沢山あっただけに、
子供を同じように育ててきた同志みたいなものです。
彼らが小学校だった頃、私達も若かった・・・子供が大きくなると共に自分も年をとり
それが恐ろしく早いスピードであったこと・・・もなんだかね・・・。
さすがにその息子の友達のお父さんは他人事とは思えなくて、
人間いつどうなるかわからないものだなと・・・落ち込みました。
私が最初に思ったのは、もし自分が奥さんだったら、出かけずに家にいて、お父さんの異変に気が付いた時に
すぐ救急車を呼んでいたらお父さんは助かったのではないか・・・そういう後悔があれば
残された方が辛いでしょう?だから、それもお聞きしたんです。すると
「いや、ほぼ無理ですね。よほど救急車が早く来て、良い病院に連れていかれ腕のいい医師に当たればですが、
ほぼ期待できません。」と・・・
それで逆に少し安心できましたが、
残された家族がこれからどう生きていかれるのかが心配ですし、3兄弟の長男である息子の友人が、
第一発見者のお母さんが怖くて家に帰れないと言っておられるそうで、それも、ケアしてあげないといけないし、
彼が家族を守っていかないといけなくなったのですよね。。。
本人も辛くてぶつける所がなかったので、きっと息子に聞いてほしかったんだろうなと。。
今日、一生懸命生きて今日の命を大事に生きる。
それは自分にとってどういう事なんだろう・・・。
何をすれば、大切に生きることになるんだろう・・・
プライベートも、仕事も、充実させることに間違いは無いのよね。
レッスンしながら
子供達に何を伝えて行くのか、何を教えて行くのか、どうすれば上達していくのかなど。
そして、自分の魂を幸せにするにはどうしたらいいのか。
母の事、夫の事、息子や娘、りゅうにいたるまで、私が守っていかなければならない命も沢山あり
そんなことを考えているうちにあっという間に10日経ってしまいました。
大事に丁寧に日々を暮らしていきたいものです。
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