ちょっと厳しい話

あのね、

怒ってます。

ここの所、どーゆーこと?という事が3件続いて・・・

というのも、ざっくり言えば、電子ピアノもない状態で習いに来られていたという事。

そんな事はつゆ知らず、教えていた自分にも抜かりがあったという事。

私達は ピアノを教えています。ピアノ教室なので。

指の形や音の出し方、姿勢から強弱の付け方。

これは全部初心者の子に一番最初くらいに気にしていう事です。

お金さえいただけばいいような気持ちでしている先生なんてうちの教室には誰もいません。

私の知ってる同業者もそんなことを思ってる方は過去に一人だけ知っています。(おるんかい)

彼女は言っていました。指の形?そんなの言わないわよ、めんどくさい、どうせ直らへんし。
音とリズムさえわかったら良いのよ。なんとなく弾けた様な気分に親も子もなれるし。
足台?いらんいらん。もったいない。発表会もめんどくさくなるし、そもそもレッスンに使うのもメンドクサイ。

そういう先生も中にはいらっしゃるので、そこならいいかもしれません。

 

私達は、ピアノが感情も入れて強弱ももちろん入れて、上手に弾けるよう毎週指導しています。当たり前

 

結局、親御さんに覚悟が無いというご家庭があるという事に違和感を感じたという事が数件続いたという事なんです。

習字を習うのに筆を買わずにえんぴつもってけ。という事ですね。

えんぴつを持っている子に、筆の使い方、持ち方、筆の動かし方、最初の筆のおき方、あげ方を・・・教えられる習字教室の先生おられますか?

私達は、家に楽器の無い子にそういう事を教えて(いた)るという事なんですよね。

これはむなしいし、悲しい・・・。何より子供がかわいそう。

そりゃね、電子ピアノを買うにしても500円では買えません。

最低10万円は出していただかないとはじめられない習い事だと思って

初期投資していただきたいと思います。

最初から「飽きるかもしれないから」「弾けないかもしれないから」「楽しくないかもしれないから」

じゃ、子供がかわいそうです。

それなりの覚悟を持って習っていただきたい。

習う覚悟が親御さんにも必要だと切に思います。

ピアノを習うという事はそういう事です。

過去に数名「子供が習うと言った以上、親は用意をします。だから子供には自分が言った以上、絶対に辞めさせないからね、と言いました。」と言われたお母さんがいらっしゃいました。

これくらいが正しいのかもしれません。

「主人が買わないって言うてます。」とか、「主人が購入を賛成してくれないから」という方ははっきり言って無理です。

お母さん達、もっと強くなりましょう。

ピアノを習うのにそれ相当のものが無い、購入予定が無いというのはある意味手を出さないだけの虐待です。

それくらい子供にとっては辛い事。楽しくなるわけがない。

 

ですので、うちは、新しく来られる方には

ピアノ、ないし10万以上の電子ピアノを購入されている方、または3か月以内に購入予定に限りという条件を付けたいと思います。

元値が10万するもので、それが何らかの理由でそれ以下になってるというのは大丈夫ですが、安いものは、ほとんどがそれはキーボードです。電子ピアノではなく。

その差がわかりにくいのであえてそう書かせていただきました。

子供達がね、可愛いんです。子供達はがんばるんです。

親の都合で(思考で)簡単に習える、辞めさせられるそんな習い事ではありません。

 

厳しい言い方ですが、ピアノ教室なので。

覚悟を持っていらしていただける方だけの募集とします。

 

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