練習しないので・・・たいか・・・

Nちゃんは、頭の良い、そして飲み込みもよくセンスもある

今後伸びていくだろうなとおもっていた子でした。

中学年になり、(中学生じゃなく)他にやりたいことが出来たらどうやらそちらに心が傾いたようで、ピアノの練習をしなくなりました。

全然ではないんだけどね・・・前よりもぐっと減ったのは1年位前

そこからは、だらだらと今週も丸にならないね・・・という事がえらい長く続いてるんです。

そんな時、お母さんからLINE

明日お話があるので、子供と一緒に伺います。と・・

ありゃ・・・ついにお沙汰が出たのかなぁ・・・

親御さんと本人が話をして「ピアノを辞める」という決意をされたら

私はもう止めません。

だけど、彼女は今数少なくなるアップライトピアノの持ち主・・・

心ではもったいないなぁ・・・やれば出来る子なのに・・とはね、思いますよね。

でも本人が決めたんなら・・・と覚悟してその当日、

ママと彼女が入ってきました。

やはり1年くらい前からお母さんが「そんなに練習しないのならお月謝がもったいないから辞め~?」

と言っておられたみたいで、何度も言われた彼女も最初は辞めたくない!と言っていたそうですが、お母さんのいう事もわかるという事で

やめる決意でいたそうです。

するとレッスンに来る前におばあちゃんが来られて、二人の話を聞き

「おばあちゃんもな、辞めて欲しく無いと思うわ・・・じゃ、年金から出してあげる」

と助け船がでたそうです。(笑)

 

練習が出来ないのなら、出来そうな曲1曲と、レッスンの時間にだけやるコードの勉強する?というと、本人もお母さんも笑顔で「うん!!!」

本来なら家庭練習でしっかり力を付けて欲しい所だけれども

コードネームの勉強は、簡単な1段譜で、コードが付いている楽譜から自分で左手に伴奏を付けていく、そして右手に和音を付けて行く、そして左手の伴奏のバージョンを色々勉強していくというものです。

それはそれで大きくなってコード譜が付いてるものなら何でも弾けるようになるし、

コードが付いて無くてもある程度自分でコードをかいて、弾けるようになります。

楽譜にとらわれずに自分である程度自由に弾いて、世の中にないオリジナルな楽譜(頭の中)で弾けるようになります。

 

練習しない子、コードするからこ~のゆ~びと~まれっ! ってな感じのレッスン方法です。

割と小さい頃からそっちにシフトする子もいます。

この間は高校生から「せんせ~練習できひんからコードの勉強する~~」

という依頼がありました。(笑)

それはそれで、クラシックの道とは離れますが、なんとかクラシックもしながらとかやってる子もいるし、完全に離れた子もいますが、もしクラシックに帰った時も

コードの勉強は必ず役に立ちます。

右手と左手がそもそもリンクするということがわかればミスタッチも減ります。

 

なので、練習出来ないからもったいない、でもピアノは続けさせたいと思っておられる方にはぴったりかと思います。

ご希望あれば、ご相談下さい。

 

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