9月いっぱいで退会された方が3名
うち、二人は高校3年生ということで、受験に没頭します。
決まったら帰って来ます。ということでした。
もう一人は中学2年生の男の子。
彼は、数えてみればほぼ10年
まだまだ小さかった彼はなんどとなく、辞める辞めると言ってきましたが
そのたびにお母さんが「だーめ」と(笑)
真面目な彼はあきらめて、なんとかコツコツ続けて来ましたが、
その時がきたようです。
決してピアノが嫌いになってやめるわけでもなく、1つの区切りとして
9月一杯で。ということになりました。
お母さんのお蔭で中途半端ではなく、(キリないですけど)
ある程度音楽表現が出来る、大人になっても楽しむ事が出来る。
基礎といわれる部分は仕上がったのではないかと、がんばるんだよと肩をポンと叩いての卒業となりました。
そして、月曜のその時間に新しい子がやって来ました。
夜の8時半、年長さんです(笑)
そして、そのM君に教えたように、同じように・・・ここがドでね、
指の番号はね・・・と最初のレッスンをしたのです。
さよならする時に、思い出すと目からなんか出てくるので
私はね~わりとにこやかな終わりにします。もう二度と会えないわけじゃないしね。
でも新しいA君に教える時に、まるでちょうど10年前にM君にしたレッスンで、M君が小さくなって戻って来たような錯覚さえしました。
ちょうど男の子だったし、どちらもとてもかわいい男の子でしたから。
それはそれは不思議な感覚でした。
M君は就職したら、私にケーキをおごってくれると言う約束でさよならしました。きっと持って来てくれるでしょう。
そして高校3年生二人
この子達もみんな私がドから教えた子。
小さな小さな女の子でした。
二人ともがっつり練習するタイプの子ではなく、自分流に楽しんで来た子建です。
でも二人ともちゃんとクラシックの名曲を弾けるようになりました。
大学受験はほんとにシャレになりません。高校受験とは雲泥の差です。
なんとか、大きな修行を乗り越えて、春になったら笑顔で
楽しい楽しい大学生になったよ。と報告に来て欲しいものです。
どちらにしても子供たちと長くかかわるこの仕事。
みんな我が子のように、心配もし、可愛い。
み~~んな 幸せになれ~~~~~~!!
そして、小さな小さな時から私と楽しみながら音楽をしてきた子が
目覚め、専門に行きたいという事を言ったのが4年生くらいだったかな。
私の所にいたのでは大きく羽ばたけない。専門の先生に習いなさいと言ったけど、いやだ~~先生じゃなきゃ嫌だ~と泣き付いたNちゃんをひきはがし、
ダメダメ、もっともっと上達する為に飛び立って行きなさいと言ってお別れした子は、素晴らしい沢山の先生にみていただいたようで、
専門コースのある高校で、てっぺんをとったそうです。
そして成績優秀者だけが出られるコンサートに出演が決まったようで、
その知らせを一番に私に知らせて欲しいとお母さんに言ってくれたらしく、
彼女の自筆のお手紙と共に招待状をいただきました。
日曜日、立派になった彼女の演奏を聴きに行ってきます。
みんな悲しい別れじゃなかったね。
それぞれ飛び立って行き、多分数名はまた大きくなって帰って来てくれるでしょう。すがすがしい秋の空とおんなじです(#^.^#)
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