葉っぱのフレディ

4月13日、横浜に住む孫っちの1才のお誕生日を迎えました。

この世にうまれてまだ1年、お嫁ちゃんの育休が終わったので、

数日前から保育園デビューしました。

ひよこ組だそうです。💓

 

4月14日、義父の容態が悪くなり、夫は会社から京都へ向かいました。

コロナ禍で病院に泊まる事も出来ないという事で、

一旦こちらへ帰って来てその後実家で待機して、

4月15日6時前に亡くなったそうです。

89歳の一生を終えました。

夫はコロナ禍になってから、持病のある義父を休みを取って朝早くから出て

大きな病院に連れて行ってました。(義母がコロナが怖いというので)

死因ははっきりわからないそうです。

コロナはもう治っていたのですが、コロナで体力がすごく落ちて、

日に日に弱って行きました。老衰とか、多臓器不全になるのかなと思ったけど

死亡診断書には「コロナ感染症による・・・」となったようです。

先週の土曜日に面会に行った時は、もって2,3週間・・・ということでしたが、

それを待たず帰らぬ人になってしまいました。

私は金曜日の朝、夫からの連絡を待ち続け、いつ通夜になりいつ葬儀になるのかというのを知りたかったのですが、(お休みの生徒さんへの連絡があるので)

結局、土曜日の夕方お通夜で、日曜日が葬儀ということになり、

夫はまた一度帰って来て、土曜日の朝から車で行きました。

私は先週がお休みだったので、発表会前ということもあり、

土曜日の夕方の時間の方3名だけお休みさせていただき、

それから娘と電車でお通夜に向かい、その後は娘は猫がいるので一旦帰り、日曜の朝に葬儀の為にまた電車で来るという、ちょっと大変な思いをさせてしまいました。

私達はホテルに宿泊することに・・・

義父はとてもきれいな顏をしていました。

この世の辛い事、死の恐怖から逃れてとても温厚な顔をしていました。

夫は 痩せてる・・・かわいそうなくらい痩せてる

もっと一緒に食べに連れて行けばよかった。

コロナさえなければ、もっと生きられただろうに。

と後悔ばかり口にしていたので、

葉っぱのフレディって知ってる?というと知らない。というので

教えてあげました。

そして、若木をね、無理やり折ったような亡くなり方じゃなく、

少しずつ葉っぱの色が変わって、葉の厚みも無くなり、ハラハラと樹から外れて落ちる

苦しむことも無く天国に行って、不自由だった四肢も元に戻って体も軽くなって

また生まれ変わって来られるよ。

 

というと、

今度生まれ変わったら、優しくて良い嫁さんと一緒になれるとええなぁ

と眼鏡の下が光っていました。

 

そ、以前少し書いたように癖の強い義母なので・・・

夫も持て余しています。

 

そして、そんな義母に私はブチ切れて、

『そこまで言って委員会』のパネラーのように大喧嘩をしました。(笑)

あはは(*´▽`*)

ご想像にお任せして詳しくは割愛しますが・・・

まぁ一言でいうと

すっきりしました(笑)

 

今日、私が義母に言った事はそのまま姑になった私に返る言葉だと思っています。

私も肝に銘じます。

 

家族を大事に、1日1日を大切にあの世に行くその日まで

生きていきましょう。

バタバタした数日ではありましたが、夫ともゆっくり話せる機会となりました。

 

焼き場に行って骨をひろいましたが、その方に前から一度聞きたかった事を聞きました。

「骨壺に入りきらない骨を、こっそり持って帰っても良いんですか?」

というと「大事にしてくださる分には全く問題ありませんよ」

との事でした。

兄の時にね・・・すごく持って帰りたかったのです。

海の好きな兄に、骨の一部を海に葬ってあげたかった。

まぁ今は法律違反で出来なくなっちゃいましたけど。(笑)

というわけで、命の炎が間もなく消える・・・という時間が辛かった夫も

肩の荷が下りた顔をしていました。

 

春の新芽から秋の枯葉となり、落ちて朽ちて樹の栄養になりまた葉っぱとして

生まれ変わるフレディー・・・

息子は超多忙で来れなかったのですが、

義父→夫→息子→孫っち と、命のバトンを繋いでいくのですよね。

 

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