子供たちの数だけ思い入れがあります。

発表会後、まだまだ脳内でいろんな曲が流れています。

今日は はっ?と何度か感じたご家族のお話。

オオトリをはってくれた親子は、2部の最後のお話にもさせていただきましたが、

一番上のお姉ちゃんが高校生になりましたが、あの子が4歳くらいの時から来てくれたんじゃなかったっけなぁ

その下には中学生になった妹ちゃんと3年生になった弟ちゃん3人が習ってくれています。

上の子が最初の発表会では、弾けなかったお父さんががんばって簡単な連弾をしてくれました。

垂水からお越しですが、近所にお父さんのご両親が住んでおられて、

バリキャリのママを助けてよく子供達はそこでご飯を食べたり

おやつを食べたり、話を聞いてもらったりしていましたね~

だから、3人ともおしゃべりが上手なんです。コミュニケーション能力もみんなあり、

兄弟で助け合いながら仲良く育っています。

長い事付き合うピアノの先生はそこまでよく知ってるんです(笑)

 

上のお姉ちゃんは、何でも弾けるようになりました。

今回もソロは無理だったけど、連弾は難しいのをしたいと悩み

曲を自分で探して来ました。

あれは、かなり~~かな~~~り難しい曲なんです。どちらも。

ママは小さい時に習っておられて、これもまた大変上手な方ですが

なんせ、家の事、子供たちの事、仕事をこなしながらあんな難しい曲・・・

むりちゃう?と私が言ったくらい。

でも夜な夜な小さなキーボードでママは練習してると子供達が口をそろえて言っていました。

そしてママからLINE

難しすぎて、娘とチェンジします。

なんと、右側を弾くと・・・(笑)

右側も結構な難しさですが、左側の方が難しかったようです。

で、一番上のお姉ちゃんとママの連弾を始めてみたとき

そのお姉ちゃん「ちょ~~~~~~楽しい♪」

と言っていました。(笑)

そして、その弟くんと妹ちゃんの連弾は、その真ん中のお姉ちゃんが

ずっとメインでひっぱってくれました。

私が何にも言わなくても彼女が全部教えてくれるんです。弟君に・・・

 

「ええ、おっしゃるとおり。私はいらんなぁ(*´▽`*)」

と何度言ったでしょう。

そして、最後から2回目のレッスンで彼女は涙を流しました。

思ったほどソロの練習が出来てなかったから・・・

まぁそういう子には私も慰める事しか無くて、

大丈夫大丈夫、そんなんさぁ間違ったってお仕置されるわけでもないし

給料が減るわけじゃないんだからさ。

がんばったじゃない!ね?弟くんとの連弾もずっとひっぱって練習して弾けるようになったじゃない。ソロだってあと少しじゃない。

出来る!絶対出来るって!!

と言って2週間、本番は綺麗にソロひけました。

若干間違えた所もあったけど、ご愛敬です。

連弾は、キメツの曲だったので、衣装を友達から借りたという事で

耳元で「ド派手にね♪」と背中を叩き

これもまたかっこよく弾けましたね~

そして、お辞儀もキメツ風のお辞儀をして、舞台袖への帰り方も

楽しく工夫してくれました。

でも、彼女も途中でにっこりして「楽しい~~~~~♪」

と言ったんです。

ママと顔を見合わせて拍手しましたね。

当日、ママもメリーポピンズの扮装をして

舞台袖でちょこんと座ってらしたので、私は大笑いして

えええええ?ちょっとちょっと写真撮ろうよ。

とカメラを向けるとまるでモデルのようにポージングをして

撮らせていただきました。

このママおっとりお話になるんだけど、ノリは良いし、とことん楽しんで下さいます。

子供達、3人ともピアノが弾けるようになって、ママとも弾けるし

それを思い出にと、衣装まで工夫して夜な夜な頑張ったママはすごいと思う。

発表会に向かって家族でがんばり、そして楽しみ、

夜は 羅生門でパーティーしてま~~す(#^.^#)

とLINEがありました。

 

この仕事を選んでよかった。

発表会、大変だけど、やって良かったと心から思えたご家族の取り組みでした。

濃い濃い数か月になった事でしょう。

子供達って少しずつ成長していつか夫婦二人になってしまっても

ずっと記憶に残るんだろうなぁ(#^.^#)

 

舞台袖では、我らがめぐみ先生が、

最後のアナウンス「スーパーカリフラジスティックエクスピアリドーシャス」

と噛まずに言ってくれたので、拍手~~~~👏 でした(笑)

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