Y君は、幼稚園の時からうちに来てくれてます。
前の我が家は廊下が待合だったのだけど、早めに来たY君は
そこで熟睡しちゃって、可愛い姿をつい、カメラにとってお母さんにメールを送ったこともあります。
頭もよくコンスタントに練習をこなしてきた子ですが、小学校中学年くらいからだんだん練習しなくなり・・・高学年の時にはいつ「もうやめる」と言い出すかなぁと秒読み段階でした。
それが中学に入り、めちゃくちゃ忙しくなったにも関わらず、辞めることなく、
しかも2年の時、「俺 音コンで伴奏するから」と言い、ちゃーんと学校の舞台に立ちました。
そして、今年中学3年生になり、レッスンを不定期に変えました(土曜日は不定期可能です)
そう言いながらだんだんピアノと疎遠になっていくのかな~と寂しく思っていましたが、
なんと、今年の音コンも伴奏するからということで、土曜日だけでは足らず、妹ちゃんが、自然学校の時も代わりに来ました。
そして、無事演奏したようです。
その後、お母さんいわく、自分で勝手にネットで楽譜を印刷して、がんがん弾いていると聞いていました。
そして、昨日、ラインで(イマドキの子)「先生明日の空き時間ある?」
「あるけど、妹ちゃんの音楽会があるから、連れてきてもらえへんやろ」
(歩くのには遠い所です。いつも車で来てくれますが、お母さんもお父さんも妹ちゃんの音楽会に行ってるはず)
「大丈夫、おれ、歩いて行くから」
「遠いで」
「大丈夫」
というやり取りがあり、朝一番にやってきた彼は、カバンからずるずると長い楽譜を出し
「みて、これ、千本桜、発表会に弾くから。それ言いに来ただけ」
私「は?言いに来ただけぇ?なんじゃそれ・・(楽譜見ながら)これかぁ・・・まだ発表会の日程決まってませんけど、それでもいいの」
「うん、結構練習したで」
というので、「じゃ弾いてよ」と聞いてみると、なんだかねぇ~形になってるわけですよ。
あの小さな小さな椅子に待ちくたびれて寝息を立てていた小さな男の子が
こんなの弾くようになったのかとじっと眺めていたら、目頭熱くなりました。
大きくなったもんだねぇ・・・
成長を見せてもらえましたね。ほんとに、本人にもご両親にも感謝です。
でもね・・・彼は受験生なんですよ。ピアノが・・・ストレス解消になってるのかな。。
さて、美味しいお酒と、名古屋のあられで一杯飲もうかな(全ていただきもの。てへ)
いい土曜日だぁ(#^.^#)
あ・・・ちなみに、千本桜が弾きたいといううちのピアノ男子たち
この子の他にもう一人中3と高校1年生がいます。
最悪・・・部を変える事になるでしょう。(^_^;)
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