たまには真面目な話で(笑)
大学2年のRちゃん
うちには高校2年生の時から来ています。
幼稚園の先生になりたいと思い立ち、ピアノを習おうと思ったそうで、それが高2、それから音やリズムの読み方から勉強した子です。
ほどなく、受験モードに入り、半年のお休みを経て無事 花の大学生になったわけですが、保育科では必ずピアノの試験がありますよね?
私は最初からコードを勉強しなさい、バイエル弾くにも役に立つから。
初見にも役に立つから・・・と口がすっぱくなるほど言ったのですが、
なんせ、ピアノに関しては素人に近いRちゃん
「せんせ~コード勉強する暇ないです。バイエルのここからここまで試験の範囲なんです」
と言って課題をするのが精一杯。
私からすればコードを先にやっておけばバイエルなんて楽なのに・・・とも思ったし、言ったのですが
「いやいや、先生、次はここからここまで 覚えなくちゃいけないんです」
とこれまた課題に必死です。
そうやって、無事、バイエル、ブルグミュラー、ソナチネの最初まで行き、学校でのピアノの試験が全て終わったようです。
私からすれば、そんなん弾けても覚えても、職場で弾く事は無いだろうけど、まぁ基礎の基礎を知っておくべきなんだろなぁでもほんとに使えるのはコードなんだけど・・・と思いましたけど、学校での試験ですもんね。
さて、無事終わった所で、コードの勉強に本腰を入れる事になりました。
まずは、幼児教育の本を持って来てもらうと、だいたいが、簡単な伴奏が付いている2段譜に ついでのようにコードが付いてるんです。
それを課題にして「このまま2段譜で弾いたらあかんで、その伴奏は無視して、自分でコードみて伴奏考えて」
というレッスンです。
彼女が曲を「人間ていいな」をやりたいというもので、それをしてたのですけど、
これな、例えば こういう風に弾くとこの書いてある楽譜よりもカッコよく、リズムもとりやすいから子供もノリノリで歌ってくれるよ。
逆にね、こういう伴奏にすると、(左手静かなアルペジオ、ペダルは付けてテンポはゆっくり、右手にもたまには和音をつけて)
ほら・・・こんな曲が子供たちのお昼寝の準備になる曲にもなるねんで。
というと、
「えーーーーーーーーーーーーーーーーーー
先生、すげーーーーーーーーーーーー
ヤバい、マジヤバい、やばいわ~~
せんせい~~コードってまじヤバい~~
先生、うちの大学来て教えたらいいのに~みんなすっごく勉強になるし
助かると思うねんけど~~~お願い~先生大学で教えて~~~」
ってね・・・(笑)
そんなんどっから裏口入学したらいいねん(笑)って話で
しかも今更コードの良さが解ったって・・・
おそいがな(-。-)y-゜゜゜
ま 実際は現場に出るまであと2年
しごきまっせ~ 幼稚園で人気者の先生にするべく♪
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