毎回コンスタントにきちんと練習してくる Mちゃんのお母さんから
レッスン前にメールがありました。
「うちは一条なんですけど、積水ハウスのCMにはまって弾いています。
どうしても左のコードが解らない所があるみたいで・・・みてやっていただけますか?」
はいは~い(#^.^#)
伴奏付けの練習では最高のネタです。(笑)
さてさて、うでまくりっと♪
「積水ハウスの曲ひけるんやって??ひいてひいて~~~」
というと、右手を弾きながら、左手を ん?ん??これ?と探りながら弾いてます。
そっか、そっか、左手はその調で使えるコードはあてもんじゃなく、
ちゃんとした理論があるんだけど、それを勉強したら納得しながら使えるからそうしよか?というと「はい(#^.^#)」
30分しかないので、彼女が拾ってきた音を私が譜面にして行きます。
(ほんとはね、そこまでしてほしいけど)
ト長調だったので、ト長調のダイアトニックスケールを書いて
それにコードネームを付けて行きます。
それとドッペルドミナントを別に書いて(彼女は2巻をしています)
これのどれかで、大体の曲はいけるはずだよ。
と右手を弾きながらその中で全て弾いて行くので
ほらほら、主要3和音ってのは勉強したじゃん?
まずはそれのどれに近いか・・・ということを考えて。
そーそ、それであってる。ほ~らわかったじゃん~
あっそれは主要3和音全てに合わない音だね、じゃ、違うのんから探ってみて、でもメロディーの重要な音がヒントになってるんだよ。
おおっこれはどれにも合わないね。じゃこの横にあるドッペルドミナントはどう??
と弾くと、まるで最後のジグソーパズルがぴったりあったようにすっぽりはまります。
Mちゃん、にっこり♪
と全部伴奏付けが出来ました。
と、ここで30分
あーーーーーー(~_~;)
ごめんね、せっかく他のも全て練習してきてたよね。
積水ハウスだけの時間になっちゃったね。
と、帰ったあと、お母さんにメールをしておきました。
すると、いつもと違ってレッスンで楽しかったらしく
帰ったらすぐに練習していました!
と嬉しいご報告。
そうそう、ほんとは大事な勉強なの。
私が小さい頃、好きな曲に伴奏付けられなくてどれだけ悩んで、そして、挫折したか(笑)
昔の私に私が教えてあげたい(笑)
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