死生観(ピアノのピの字もない)

この火曜日からお休みをいただいています。

初日は、乳がん検診に行ってきました。ひとまず安心。

昨日は、母の入院していた病院に母を連れて行きました。

その前に美味しいものでも食べようかと、(母の日に何もしてなかったので)

中華料理にいって、病院が終わってから今度はケーキ屋さんに♪

帰りにちょうど酒屋さんがあるので、そこで「どぶろく」を買って

それを握りしめて「今日は良い日だった、たまにはいいね」とご満悦のようでした。

たまーーーの親孝行に一日使う。

 

 

そして、明日は娘が休んで私と遊ぶ気満々なので、娘に付き合わないといけません。

26ですけど((+_+))

 

私の休みは私だけの休みとは・・・なかなかなりませんね・・。

唯一、今日は丸一日お休みで、こんな時にやることは決まっています。

「掃除・お片付け」です。

私ね~~・・・この部類が苦手(笑)

だけど、日々レッスンがある日は、なかなか掘り下げて出来ないのです。。。。

でもね、むちゃくちゃ焦るんです。何を見ても「捨てなくちゃ」と思ってしまう・・

なのになのに、夫は全部取って置きたい人、捨てられない人。。。これでいつも喧嘩

 

なので、昨日、夫に言ったんです。

「あなたは何も捨てないから、私があなたを捨てます。」

 

ってうそうそ・・・(笑)

ほんとは、

「あなたは何も捨てないから、緑の淵のある紙に捺印してください。」

 

 

って、うそうそ(笑)

 

実は・・・ここからほんと、ほんとに、初めて夫に話しました。

 

話は、大学時代にさかのぼります。

私の友人のお父さんが、48の若さで膀胱がんで亡くなりました。

お母さんはその時、まだ40になっていませんでした。

弟と、彼女と、お母さんとお父さんと暮らしていた家は、数年で家族構成が変わりました。

お父さんが亡くなり、子供たちは結婚して家を出たあと、お母さんのお母さん(彼女から言えばおばあちゃん)

と、お母さんの妹(彼女から見たら叔母さん)と暮らし始めたのです。

 

その叔母さんの話です。

その方は、事情はわかりませんが、子供たちを置いて、離婚してその家に帰ってきたのです。

しばらく、この3人で暮らしていましたが

この叔母さんが「私がゴミ当番をするからね」といつもいつも家のごみを出してくれたそうです。

そして

 

ある日、自殺をしました。

自殺のやり方は、自分の部屋のノブにズボンのベルトをかけて、自分の体重をかけて首を絞めたんです。

手をつけば・・・苦しくて手を床につけば、死ななかったのに。。。それでも手をつかなかった・・・

叔母さんは、その苦しみよりも、生きている事の方が辛かったのでしょう。

 

家で人が亡くなると警察が来ます。(事件性があるかないか確かめるため)

その警察の方達が来て、その時に言われたそうです。

 

「この方の部屋・・・何も無い、本当に何もない。服の一着も、紙一枚も・・・

よほどの覚悟の自殺だったんですね。」

 

そう・・・誰も気が付かなかったのです。

この叔母さんが、自分の持ち物をすべて少しずつゴミとして出していたのを・・・。

だから、ゴミ当番をすると言ったのです。

 

それを聞いた時、まだ私は20代でした。

だけど、綺麗な死に方だなぁと・・・不謹慎ながら思ったものです。

人間何も持たずに生まれてきます。だからね、死ぬ時もそうじゃないと誰かが大変になる。

 

そしてその数年後、今から約10年前、私の親友が同じ死に方をしました。

一緒にその話を聞いた友人です。

彼女もきっと、あの叔母さんの亡くなり方がずっと心にあったのだと思うのです。

 

もし、私が今、命に関わる病気になってしまったら、たちまち入院しなくちゃいけない。

きっと、自分の荷物をその叔母さんのように片づける時間も体力も無いだろう。

私が残した荷物を家族に片付けさせないように、要らないものは捨てなくちゃ。

 

長くなりましたが、こういう思いがずっとあるのです。

明日必要なものは捨てられないけど、

人はいつか必ず死にます。どんな人でも。

それがいつなのか、誰も解らないけど、人に迷惑をかけないようにしなくちゃね。

その為に、要らないものは少しずつ捨てようと思ってます。

だけど、あっちの引き出し開けても、こっちの引き出し開けても要らないものが多い( ;∀;)

日曜日はほぼ、寝てるか事務仕事をしてるかのどちらかなので、

こういう休みしか出来ないのだけど、無理よ~~~~~

今日は家の中で7500歩ほど歩いたけど、無理よ~~~~

 

というわけで、私の死生観を長々と書いてしまいました。

ガチで、断捨離していきたいと改めて思ったのでした。

 

 

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