来年の5月の発表会の会場をおさえるために(抽選)舞子ビラに行こうと思いましたが、いつも頼りにしているお母さんに相談をしたら、
もしかしたら、中盤は運動会、修学旅行、後半は中学の中間テストの一週間前になるかもです。と教えていただきました。
なんと!!そしたらGwに発表会は出来ないし、その直後もGWが休みなので練習出来なくて前半も無理。。。という事で諦めました。6月狙ってみます。
さて、おとといの月曜日あるお母さんからLINEがありました。
合唱コンクール行ってきました。いつもの優しい音で弾いてくれましたが、途中でこけてしまいました。。夏休みからずっと練習をしていたので本人が悔しいと思うので、今日は彼女の好きなから揚げを作って待ちます。
合唱コンクールまでご指導いただきありがとうございました。
というLINEは動画も付いていました。
なんと・・・いつも間違わない所でミスをしてる。。。
こんな所、練習では間違った事無いのに・・・でも・・・そりゃそうよね
発表会より緊張するってみんな言ってたもの・・・
どうして?と聞くと
「だって責任あるでしょ。もしも自分が間違えてみんなに迷惑をかけしまったらと思うと、緊張やばい」と・・・
この動画をいただいた子は、とても大人しくて自分から手を挙げるような子では無かったんです。それなのに今回伴奏者に自分で手を挙げたということだけでもすごい事!
しかも中学になって、口数も増え、私と話のキャッチボールも普通に出来るようになりました。(以前は 首を縦か横にくらいで、いつもニコニコ笑ってる子でした。)
練習もゆっくりさんで、伴奏者??と驚きましたが、私がきいた時にはすっかり弾けていたという・・・すべてに驚かされた子でした。
何が彼女を変えたんだろう(笑)
演奏動画は、たしかにこけてる・・・それで歌ってる子供達がガタガタと崩れてる。
ん~~~~~でもこれは伴奏者の責任だけじゃないよね。なぜみんな指揮を見ない?
指揮者はギリギリに決まってるんですよね。それまでみんなCDに合わせて練習。
となると、みんなCDのピアノ伴奏を頼ってる事になります。
それは・・・ちょっとおかしいというか指揮者のメンツは?意味は?
という事になりますね。
もしもピアノがミスしたらみんな指揮者を見るんだよという練習も必要です。
発表会の練習でもここでミスしたら・・の回避方法は常に言っています。
なんかスッキリしないなぁと思っていたら夕方、違う子がきて
「せんせ~優勝したよ!!」と自分の伴奏をしたビデオを持ってきてくれました(笑)
この彼女はこの間の発表会で、がっつり弾けていたのに、本番でこけてしまい、
舞台袖でずっと泣いていた子です。
彼女もそれを乗り越えて伴奏者に手を挙げました。これもすごい事!
自分でリベンジをしようと思ったのかな。
本番はノーミスで演奏出来たようで、そしてクラスが優勝したという事で
とても嬉しそうに報告してくれました。ほんとによかった。
その時に、そのコケてしまった子の演奏の事も教えてくれました。
すると、彼女が少し失敗してあわわとなったけれど、その後、クラスがその子のミスを
打ち消すように歌で盛り上げたのがわかったからむちゃくちゃ感動した。
というのです。
親が思うほど子供は弱く無いのね。。。
子供たちの力はすごいね・・・。
他にも伴奏者になって演奏した子が沢山います。
優勝クラス、準優勝クラスに貢献出来た子もいるし、
伴奏者を勝ち取ってがんばったけど、賞をもらえなかった子達もいます。
その子達の演奏は見れてませんが、
みんな小さい頃から何年も何年もピアノをがんばってきた子達ばかり・・・
努力は実を結んだね❤️
この二人の演奏を見て、(LINEとビデオ)
中学の制服を着て、教室の外で活躍している姿が
とても嬉しくて、そしてこの二人がピアノの演奏で得たこと、強くなったことが
何よりも嬉しくて
大きくなったなぁ・・・みんな・・・小さかったのに・・・
と
いわずもがな・・・泣いちゃうよね(笑)
その日は一日、小さい子を見ても、いつか中学の合唱コンクールで伴奏者になる日がくるんかなぁと目を細くしてみてしまいました。
中学まで続けると、月刊ピアノなどのポップスの弾きたい曲、ある程度のまでのクラシックも弾きたい曲を弾けるようになる子が多いです。
そこまでになると、だいぶ 手を放しても安心して聴けるようになります。
子育てと一緒ですね。
そこまでしっかり育てないと!!
と気合も入った1日でございました。
子供達よ。勇気を、そして希望を、そして大きな感動をありがとう!!
コメントを残す