5年生の男の子。
彼には選手レベルのスポーツの習い事があります。
なので、ほとんどピアノを練習する時間はないはずなのに、
それでも暇を見てコツコツ弾いてて、今はブルグミュラーだけをしています。
発表会にも出演してくれたし、しかも結構難しい曲を弾いてくれました。
ブルグミュラーだけでは心もと無いし、チェルニーをするほどの練習時間は作れないだろうなと思って、提案したのが、この本
彼は小さい頃、コードネームの本、たしか1巻は完璧にやったはず。
2巻は難しいのでゆっくり進んでたような気がしますが、今回は2巻と
この本を上手くミックスして使おうと思っています。
子供用の本が3冊、そして大人用の本を3冊出していて、これは大人用の本の中の一冊です。
保育の先生、伴奏づけを勉強したい大人の方用。しかも1巻は3和音だけ
2巻は難しいコードも入りますが、ここでは1巻を完璧に出来るようまずは1巻から。
簡単なメロディーにコード(3種類だけ)をつけましょう。という本です。
が。
非和声音のことを言っていかないとそれは無理で、(大人用なので文章として書いています)
私が口でそれを説明しながら彼自身でコードを書いて行くという本です。
これなら家で練習しなくても大丈夫。
ここで、せんせと一緒に出来るけど?というと「する」と言ってくれたのでこれを始める事にしました。
この本は広げるとこんな感じになってて、右側に答えが書いてあるので違う本で隠します。(笑)
私「さ、はじめよか。まずさぁ 音名の話、覚えてる?ドレミファソラシドっていうのって何語だっけ?日本の音名じゃないよね?」
A君「うん、日本音名は学校で習ったから違う」
私「じゃ、どこの国?」
A君「んんん・・・・・」
私「忘れたぁ?ほら・・・ピザとかさ、パスタが美味しい国じゃん・・ほれほれ・・・思い出して、あ・・サイゼリアじゃないよ。あれは店の名前な」
というと
A君「・・・・・ピザが美味しいとこ?・・・ピザハット」
私「なんでやね~~~ん!! それは国の名前ちゃうやん、イが付くねん、イが」
A君「イ? イ? インド?」
私「なんでやね~~ん イタリアやろ~~~~!!」
と二人で笑い、
じゃ、この間習ったという日本音名、ハになるのはどの音?
A君「ラ!!」
私「( ;∀;) 習ったんとちゃうんか~い 日本語はそもそもイロハニホヘトやろ?英語はABCDって始まるように。だから?」
A君「あ・・・ドか・・・」
でしょ?だからこの曲はナニ調?フラットやシャープが付いて無いから?
A君「ハ長調」
私「ですです。では、ハ長調の主要3和音覚えてる?」
といっても怪しい。
ままそういう事を復習しながら、ちゃんとレッスン時間の間に
練習してきたブルグミュラーとレッスン室だけの勉強としてコードのお勉強も出来たA君でした。めでたしめでたし💓
子供って前にやってることを思い出すのは早いのね・・・改めて驚き。
自分で知ってる曲のコードを付けられる。
それを色んな伴奏で弾けるようになる。
楽譜をみてその通り弾くクラシックの勉強ではこれはなかなか身に付きません。
さ・・・楽しみ楽しみ♪
コメントを残す